バラを鉢で育てている方なら必ず悩んだことがあるであろう鉢選び。今回は円鉢と角鉢の用土量を比較してみます。
用土量は張れる根の量と大きく関係し、根の量は株の大きさ、そして花数に直結します。理想的な鉢選びの基本事項を一緒に確認してみませんか?同じ号数なら丸より角鉢の方が用土量が多いって聞いたことはありますが、どの程度違うのでしょうか。
今回比較で使用する鉢たちを紹介します。円鉢代表は「アップルウェアー(株)のロゼアポット」。そして角鉢代表は「バラの家のロサオリエンティスコレクターズポット」です。各々のHPから情報を得て比較してみました。早速どうぞ!
- 6号丸鉢「1.8L」 6号角鉢「約3L」
- 8号丸鉢「4.0L」 8号角鉢「約8L」
- 10号丸鉢「9.5L」 10号角鉢「約15L」
はい、差がありすぎますね。ですが、この情報自体は事実なんです。これでは、角か丸かというより同じ号数の鉢でもメーカーによって結構用土量が違うんじゃないかっていう仮説を得ただけのような内容になってしまいましたね。
もっと簡単に数学的に比較しますと、丸鉢を直径10cm、高さ10cmの円柱に見立てると体積は785mmL。対して角鉢を各辺10cmの立方体に見立てると体積は1000mmLです。約1.3倍です。
根拠不足は否めませんが、今回の結論です。「角鉢は丸鉢より1号大きいくらいの用土量が増える傾向がありそう。」です。
少しはお役に立てたでしょうか。この課題については、もっとサンプル数を増やして今後も調査していこうと思います。それでは、最後までお付き合いありがとうございました。
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